張敬軒「No.Eleven」

4月にリリースされた張敬軒(ヒンズ・チャン)の新譜「No.Eleven」。
 
わかりやすいタイトル通り、彼の11枚目のアルバムになります。
もう11枚も出てるのね、と ちょっと驚いてもみたり。
 
 
既に公開されていた「春秋」「攝氏零度」の他に徐小鳳の「婚紗背後」のカバー、「Yes & No “Summer version”」など、全10曲収録。
 
最近、自作の曲が少なくなっている軒仔ですが、今回も「Yes & No」だけが自作曲。
軒仔の作る曲、好きなんですけどね。
ですが、インタビューを読んでいると、次のアルバムでは彼の自作曲も期待して良さそうな気配。
 
 
全体に、とにかく軒仔らしい1枚に仕上がっています。
バラードが多いのですが、彼の声の魅力がダイレクトに伝わってくるのはやはりバラードなのかな、という気がします。
ただ、今作は綺麗にまとまり過ぎていて、インパクトにはやや欠けたかな……。
「酷愛」のように、アルバム全体の中で中心となるような曲が見当たらないような気がしないでもないのがちょっと残念。
軒仔には、どうしても期待してしまうので、ついつい辛口になってしまうのかもしれませんが。
 
 
そうは言っても、勿論、このアルバムもお気に入り。
軒仔のvocalにホッと一息つかせてもらっています ^^ 。
 
 
5月6日に行われた張敬軒、側田、林宥嘉の3人による「903id club 拉闊音樂會」の映像がYTに続々とアップされているのですが、軒仔と側田のvocalは実に香港的だなぁと、台湾の林宥嘉と比較して、そんなことを思ったりもしました。
 
 
 
ちなみに、今回、林宥嘉と共演した軒仔ですが、台湾の歌手なら蕭敬騰を文字通り“崇拝”しているのだそう。
そういえば、しばらく前に微博で、彼の歌に興奮したと書いていましたし、蕭敬騰に会ってCDにサインを貰ったと喜んでましたっけ(^^)。
随分とタイプの違う2人ですが、一緒にステージに立つのが見たいような気もします。
 
 

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