翻訳は難しい…

 

私が日本語字幕や吹替が苦手なのは、どうしても翻訳された日本語の台詞に馴染めないからなのですが、『蘭陵王』はこの馴染めなさ加減が半端じゃない。

言葉を選ぶ、その好みの問題だけじゃないところで引っかかってしまって…。

 

中国語のドラマが日本に入ってくる時、その邦題や翻訳に目が点になることは多いのですが、とにかく、もう少し作品と作り手、そして視聴者を尊重して欲しい、そう願わずにいられません。

という話は、いつもお世話になっているC-POPコンシェルジュさんのブログでも取り上げられてらっしゃいます。

C-POPコンシェルジュ[cpop.blog.jp] 韋禮安 [在你身邊]
http://cpop.blog.jp/archives/1000525159.html

 

さて、『蘭陵王』吹替版について、「いや、ここはそうじゃなくて…」というのをこのブログじゃなく、Simplenoteにアップしてみました。

Simplenote 翻訳が難しいのは重々承知、だけれど…
 https://app.simplenote.com/publish/WVfWhb

 

もしも興味をお持ちくださる方がいらっしゃれば…。

勿論、下の『蘭陵王』原創故事小說 や微博から見る『蘭陵王』のようなネタバレはしていません(笑)

 

 

翻訳は難しい…」への8件のフィードバック

  1. まだまだあります、以降は読んでいない段階ですが、中国語がほ大してできない私でも、原文を読んで、自分でこういう意味かと思って日本語に進むと、あれ? と思う場面が多いですね。 勉強になりました。 ありがとうございます。 おぐら。

    • おぐらさん、ご無沙汰しております
      コメント、ありがとうございます。
      お変わりなくお過ごしでしょうか。

      「あれ?」と思うところ、多いですね。
      英語に比べると、中国語は訳し方に首を傾げたくなることも多いです。
      特にドラマは…。
      日本語訳された状態で見ると、同じ作品でも全然印象が違ってしまうんですよね…。
      こういうところ、とても残念です。

  2. 中国語の歌詞を自分で訳してみて気づいたのですが、日本語にするとどうしても文字数が多くなってしまって、元のメロディーでは歌えないですよね。それと同じなのかも?と思いました。これが小説の翻訳なら、原文のニュアンスをもっと生かせるのかもしれませんが、吹き替えだと俳優の口の動きに合わせるしかないから、どうしても言葉が短くなってしまうのでは?
    でも原文がわかる人ほど「そうじゃないのよ~」ってストレス溜まりそう(笑)。やはり外国語作品は字幕にしていただかないと!

    私も曉冬のあの場面は好きです。中国語版で見ましたが、私には「自分から身を引く」ように思えました。曉冬が雪舞の手巾をずっと持っていたのは密かに雪舞のことを想っていたことの証ではないかと…でも確か、また蘭陵王府に戻ってくると言ってたので、雪舞の前から永遠に居なくなるんじゃなくて、ちょっと頭を冷やして心の整理をするつもりだったのだと思います。曉冬が一番心配したのは、鄭兒の思惑どおりになることだったのでは?王妃が使用人の男と密通?してると噂になれば二人ともタダでは済まされないから、自分のせいで雪舞を不幸にしたくないんだと思いました。

    • こんばんは^^

      中国語と日本語だと、確かに日本語の方が同じことを表現するにしても言葉数は多くなりますね。
      吹き替えの場合、時間との兼ね合いが字幕の場合より大変になるのもわかります。
      ただ、作品やひとつひとつの台詞に思い入れがある者としては、そこをもっと工夫して欲しいと思ってしまうんですよね。
      「你得不到你應該得到的幸福」など「なれど私はその妃を愛することはできぬ」じゃなく、たとえば「なれどそれではそなたも幸せにはなれぬであろう」とでもできたんじゃないのかな、と。
      字幕も、読み取れる文字数の関係で、やはり制約を受けてしまいますし、翻訳というのは本当に難しいものですね…。

      どの作品も同じだと思いますが、『蘭陵王』の編劇の方たちのコメントなどを見ると、台詞のひとつひとつにたくさんの思いを乗せてらっしゃるのが感じられるので、尚更、日本語訳との温度差を感じてしまうのかもしれません。

      曉冬は確かに雪舞のことを秘かに思い続けていましたよね。
      あの場面、「月をとろうなんてバカな考えを起こしたりしない。それは身の程知らずってものだろう」の後、「可是…」で次の台詞が始まりますよね。
      「可是」にもいろいろなニュアンスがありますが、ここは素直に「でも、しかし」の意味でいいのかな、と私は思っています。
      自分の立場はわきまえている、という表明の後での「可是」なので、彼女に迷惑をかけないように、彼女の側を離れる、という気持ちではなく、身の程知らずなことはしない、「でも」彼女のために自分にできることをする、そういう意味かな、と。
      迷惑をかけないように彼女の側を離れるのであれば、「身の程知らずのことはしない」という文脈に沿った行動ですから、逆説の接続詞をわざわざ使わなくてもいい気がして…。

      王府を去った後も、ごたごたの後で、多分、ずっと傍にいたかったはずの雪舞の元を去ったというのに、さほど失意の様子もなく、元気でしたし(笑)
      その元気さは、雪舞を守るために自分たちにかけられた馬鹿げた疑いを払拭する、そのために自分にできることをしようと気持ちを切り替えていたからじゃないのかなぁ、なんて。

      ドラマで登場人物の心をどう読み取るか、それは見る側ひとりひとりに解釈が委ねられるものですから、それぞれ感じ方や受け止め方に違いがあって当たり前ですね〜。
      こうやって いろいろな方の見方をうかがうのも、とても面白いものだなぁと思います(^^)

      • 「蘭陵王」出演者のインタビューを載せた雑誌「Asian STAR」で、馮紹峰が「このドラマは四人の有名な脚本家力を合わせて作り上げた…」と語っていて驚きました!四人もいてどうやて連携をとって一つのストーリーを書き上げたのか、そこがとても興味があります。もしかしたら、パーツごとに分担したのかな?とかいろいろ想像したりして…それなら、脚本家によってその登場人物への思い入れは多少は温度差があるだろうし、ある人は蘭陵王、ある人は雪舞、ある人は宇文邕、といった具合にそれぞれの目線で描かれているのかもしれないし、客観的に描こうとしても、言葉の片隅に脚本家の「思い入れ」は表れているのかもしれませんね。

        • 4人の脚本家さんたちそれぞれのコメントが影像書にきちんと紹介されていたのですが、それを読む限りでは、それぞれ自分が担当した回というのがあるようで、そこにそれぞれの方が自分の思いを込めていたようですね。

          勿論、脚本家それぞれの個性が出過ぎてしまうと各話での統一性がとれないでしょうから、そこは全体の統一性を持たせるための工夫がなされていたのでしょうが。
          でもどの方のコメントを読んでも、この作品にかける熱意のようなものが伝わってくる気がしました。
          この作品に限らず、脚本家さんは事前に多くの資料を読み込んで、その中から人物像を作り上げて、それを描き出すことに精力を傾けているものですね。
          勿論、脚本に描かれた世界を映像化するためには役者さんや監督や他のスタッフの力がとても大きいですが、脚本がイマイチならどれほど他のスタッフやキャストが頑張っても、それなりの作品にしかならないと思いますし。
          そういう意味ではこの作品はキャストだけじゃなく、スタッフにも恵まれていますね。

  3. 初めて、ブログというものににコメントします。
    久しぶりに訪れたこちらのブログを見たら、ドラマ蘭稜王のことが書いてありましたので。

    今、このドラマをDVDで18巻まで見たところです。
    1話の途中で、吹き替えになじめなくなって、日本語字幕に変えました。
    あまり中国語はわからないけど、明らかに雪舞の名が聞こえるのに、吹き替えでは 
    全然違う言葉になってました。字幕も似たようなものですが、少なくとも
    声は俳優さんの声なので、ニュアンスはよくわかりますから。

    また、こちらで、いろいろなお話を聞くのが楽しみです。
    よろしくお願いします。

    • ひろさん、はじめまして。

      コメントをいただいて、ありがとうございます。
      ブログへの初コメントがこのブログだなんて、光栄です^^

      「雪舞」が吹き替えだと「せつぶ」になっているのには私も驚きました。
      中国語だと「しゅぇう」という感じですもんね。
      もとの言葉に忠実に翻訳することはできないということはよくわかっているのですが、あまりにもニュアンスが違ってしまっていると、とても残念に思えてしまいます。
      せっかく日本で放送したり、DVD化したりしているのに、勿体ないなぁ、と思うことも多いです…。

      普段はTwitterでつぶやいてばかりで、なかなかブログの方に手が回らない状態で申し訳ないくらいですが、こちらの方こそ、これからもどうぞよろしくお願いします。

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