『偷心大聖PS男』第20話

ようやく20話まで来ました(笑)。
 
ドラマ自体は実に面白いので見るのは本当に楽しいのですが、文章にするのが実に難しくて…。
ニュアンスはわかっているのに、それを表現するのに適した日本語を思いつかないのが、とてももどかしいです。
なので結構直訳に頼っていたりして(汗)。
翻訳家さんってすごいなぁと、改めて尊敬の念がこみ上げてきます。
日本語をもっと勉強した方がいいかも(^^ゞ。
 
 
この20話はラストに名場面が控えていまして、ついそのあたり、細かく訳していたらまたまたかなり長くなってしまいました。
 
いつも通りですが、ネタバレNGの方は以下はお読みいただきませんように。
読みづらいところが多々あるかと思いますが、ご容赦のほど。
 
 
 
 
 
 
 

 
成恩のプロポーズで終わった19話を受けての20話。
 
 
彼女が心を決めるまで、ずっと待っているという成恩。
成恩にかかってきた電話で彼らは外に出ます。
そこには成恩が小茜のために用意した服、そして車が(笑)。
幼教王国の責任者ということで、携帯も用意されていました。
そして彼女のための助手も。
 
彼女の運転の技術を見るための試運転で車を走らせる小茜と成恩。
その後をタクシーで追う和杰。
 
 
運転しながらも、高価な服や車に気が引ける小茜ですが、成恩は、小茜は天使幼稚園の先生ではなく、聯隼集團の幼教王国の責任者なんだから、と。
そういう変化にゆっくり慣れていって欲しいという成恩の言葉に頷く小茜でした。
 
 
成恩を途中で降ろした小茜、そしてその様子を見つめる和杰。
気配を感じ、和杰が立っていたあたりを見る小茜ですが、和杰は隠れてしまっていたため、彼女は和杰に気付きませんでした。
 
 
小茜と成恩の結婚式に自分が乗り込んでいく夢を見ている和杰。
「一緒に行こう」と彼女に手を差し伸べるものの、「私の幸せを壊さないで!」と小茜に手にしていたブーケで殴られ、彼女の名前を呼びながら飛び起きる和杰(笑)。
 
 
小茜は瑪麗と車で天使幼稚園にやってきます。
成恩の気持ちを知っている小茜は、車を受け取ることをまだ躊躇っていました。
そんな彼女に瑪麗は言います。
「愛が扉を叩いた時、もしもドアを開けさえしなかったら、
 その人があなたの運命の人かどうかわからないのよ」
 
 
そんな2人に声をかけ、彼らを写真に収める和杰。
「良い車だな」という和杰ですが、まだ車を受け取ることに納得しきれない小茜。
そんな彼女に和杰は、ビジネスの場面では、服装や車で相手を圧倒することも必要だ、などと言います。
ですが、彼女は、「見かけより誠意が大事だと思う」と。
「確かに。金があるのは悪いことじゃない。人柄も大事だ。
 どんな車に乗ろうが、どんな服を着ようが、そんなのはどうだっていい。
 おまえが変わらずに、これまで通りの馬小茜であり続ければそれでいいんだ」
 
 
和杰がカメラで写真を撮っていたのは、卒業パーティの準備のためでした。
もう社会奉仕の時間も7時間だけなんだから、そんなことやらなくてもいいのに、と言う小茜。
ですが、和杰は
「やりたいんだ。自分自身のために。
 それから子どもたちの卒業記念のために。
 あと7時間で俺もここから卒業だからな。」
 
そんな和杰は、小茜の笑顔の写真を撮り、こう言います。
「そう、その笑顔だ。その笑顔、俺はずっと忘れない」
そしてその言葉に表情を曇らせる小茜。
 
そんな頃、成恩は小茜に贈る指輪を選んでいました。
 
 
小茜は和杰と子どもたちのこれまでの写真を整理していました。
子どもたちのために卒業アルバムを作るという小茜に手伝いを頼まれ、快く引き受ける和杰。
仕事が終わったら戻ってくるから、夜また会おうと言われた小茜は、自分のスケジュールを確認しますが、スケジュールはいっぱい。
でも今夜9時なら何とかなる、と言う小茜。
今は始まったばかりだから大忙しだけど、仕事が軌道に乗ればもう少し余裕ができるはずだと言う小茜に、もっと忙しくなるんじゃないかと脅かす和杰(笑)。
 
そんな彼の態度に「私を脅かして面白い?」と返す小茜。
既にいっぱいいっぱいなのに、と言う小茜ですが、和杰は、
「ここでの社会奉仕が終わればすぐにイギリスに発つんだぞ。
 お前が俺にからかわれたいと思っても、もうそのチャンスはないんだ」
 
 
和杰の言葉に、自分の気持ちを素直に伝えて彼を引き留めたいと思う小茜。
ちょうどそこに大貿が和杰の社会奉仕の記録に小茜のサインが欲しいとやって来てしまい、何も言えないままに終わってしまいました。
 
「じゃあ、夜9時に」と席を立つ小茜と、それを見送る和杰。
 
小茜は成恩と一緒にテレビ局のトップと食事をしていました。
が、食事中も時間を気にしてばかりで、心ここにあらずの小茜。
成恩はそんな彼女の様子を気にしていました。
 
 
一方の和杰は、幼稚園で仕事中。
そんな時にも、小茜のことを思い出していました。
約束の時間を過ぎても現れない小茜。
和杰は1人、仕事をしながら待ち続けていました。
 
 
幼稚園を持つという夢はもっと楽しいことだと思っていた小茜。
ですが、だんだんそうじゃなくなっていっていると感じ始めていました。
そんな彼女に、今は幼児教育の事業を経営してるんだ、責任者として事業の全体をコントロールしていくことが必要だ、と話す成恩。
 
「時間を気にしていたけど、何か他に用件があるのか?」と訊ねられ、「急いで幼稚園に戻らなきゃいけないの。卒園式の準備の手伝いをしなきゃ。まだ用がある?」と答える小茜。
「特には何も」との成恩の言葉に、立ち去ろうとする小茜。
でも成恩は彼女に指輪を渡すつもりで、持参していたのでした。
 
去っていく小茜に声をかける成恩。
ですが、結局、指輪のことを言い出すことはできませんでした。
 
 
幼稚園に駆けつける小茜。
小茜を待っている間、和杰は見つけてきた端切れを使ってお裁縫をしていたのですが、三人四脚で足を縛るための紐を作っていたんですね。
それを自慢する和杰(笑)。
でも、小茜に、すぐに切れてしまいそうだと言われてしまいます。
手で引っ張ってみても大丈夫だ、と和杰は主張しますが、手と足では引っ張る力が全然違うんだから、と言う小茜。
 
「だったら賭けるか?」と和杰に言われ、小茜もその賭けに乗ります(笑)。
負けた方は勝った者に2時間付き合う、絶対に拒否できない、ということで賭けが成立。
 
早速、二人三脚を始める2人。
そんな中、小茜が和杰に訊ねます。
 
「ホントにイギリスに行くつもり?」
「ああ。ここが終わったらすぐに行くよ。
 どうした、行かせたくないか?」
「そうじゃなくて、1日中、傍を行ったり来たりしていた奴が突然いなくなるなんて、
 ちょっと変な感じがするだけよ」
「で、俺に行って欲しいのか、行って欲しくないのか、どっちだ」
「もしも行くことがあなたが本を書く助けになるんなら、勿論、行って欲しいわ。」
「行かないで、って言うかと思ったのに。でなきゃ、俺と一緒に行くって。
 お前が本気でそう言うんなら、俺も本気で考えるぞ」

 
小茜は答えないまま、二人三脚を始めようと和杰を促します。
が、すぐに倒れ込む2人。
結局、紐は切れず、賭けは和杰の勝ちということに。
2時間、どこで何をするか、思いついたら教えると言う和杰。
 
 
小茜は和杰に「仕事は順調か?」と訊ねられ、「そうね」と答えますが、楽しそうに見えない、と和杰に言われてしまいます。
「私が思ってたのと違うの」と言う小茜に「どこが違う?」と訊き返す和杰。
 
幼稚園にも足を運ばず、子どもたちと接することもなく、幼児教育に携わっている気がしない、お金の話ばかりで…、と言う小茜。
そんな彼女に、立場が変わればやるべきことも変わる、と諭す和杰(笑)。
小茜もわかってはいるのですが、その変化に適応できずにいるんですね。
彼女が渡り合う必要のある人たちも、お金を儲けることしか考えていない彼女にしてみれば理解しがたい存在のようで。
みんな「懷鬼胎 很恐怖耶」だなんて、小茜ってば随分 酷い言い様ですね(笑)。
 
 
そんな彼女に
「嫌ならやらなきゃいいさ。
 そんなふうに浮かない顔をしてるなんて、お前らしくもない。
 俺の知ってる馬小茜は殺したって死なないゴキブリみたいな奴だったはずなのに」
 
なんて、褒めてるんだか何なんだかわからないことを言う和杰ですが、その後は真剣に、
「考えてもみろ、もしもお前が小さな幼稚園を開いて、それで幸せだと感じるんなら、
 一度にこれだけたくさん始めれば、そりゃ責任は重いだろうが
 喜びだって倍になるんじゃないか。
 俺はただ その道を選んだ以上、お前には楽しみながら歩んで欲しいと思うんだ。」
 
この和杰の言葉に小茜も元気に「わかった。あなたもね!」と返します。
 
 
小茜が自宅に戻ってくると、瑪麗はひとり暮らしの部屋を探して電話中。
電話している瑪麗の声をこっそり聞きながら、申し訳なさそうな小茜。
 
 
幼稚園の卒園準備と幼教王国の仕事の両方で大忙しの小茜。
阿曼達と小陀螺、そして余浩の3人は、家族揃ってとても幸せそうです。
そんな3人の様子を車の中から見つめる和杰。
 
 
夜、仕事を終えた小茜は幼稚園に。
和杰を捜しますが、姿は見えませんでした。
彼女が車で立ち去るのと入れ違いにやってくる和杰。
小茜が来たことを知り、慌てて探しに出ますが、見つかりません。
 
 
疲れた様子で戻ってきた小茜。
瑪麗が心配しますが、家にも仕事を持ち帰っている彼女はやるべきことがたくさん。
そんな彼女は明日が幼稚園の卒園式であることをすっかり忘れていました。
瑪麗に言われ、思い出した小茜。
子どもたちが待ってるから、時間があれば来て欲しい、と瑪麗は可愛い招待状を彼女に手渡します。
それは和杰がデザインし、絵を描いたものでした。
和杰が卒園式の企画準備をに真剣に取り組んでいたことを瑪麗から知らされる小茜。
そんな和杰の様子は「自分が卒業するみたい」だと笑う瑪麗。
 
先程立ち寄った幼稚園では何の準備もできている様子はなかったけど と訝しがる小茜に、卒園式は幼稚園では行われないのだと教える瑪麗。
和杰は子どもたちに忘れがたい特別な思い出を作ってあげるために、卒園式を幼稚園とは別の場所で行おうとしていました。
 
 
和杰が天使幼稚園の卒園式の場として選んだのは海。
予定をキャンセルした小茜、そして成恩もやって来ます。
 
砂浜で楽しそうに遊ぶ子どもたち。
そこには小陀螺と阿曼達、そして余浩の姿も。
 
 
和杰が用意していた紐を使って、三人四脚も行われます。
負けてしまった小陀螺組。
「ごめんよ。おじさんがどんくさかったから。ごめんな。」
そんな余浩を見ていた小陀螺、
「ママ、この人、パパじゃないの? どうしてそうじゃないふりをするの?
 僕とママのこと、いらなくなったわけじゃないよね?」
「お前を驚かせたくなくて、ママに何も言わないでくれるように頼んだんだ。
 もう2度とお前たちから離れたりしない。そんなことするもんか。」
 
小陀螺があれほど欲しがっていたパパがとうとうできましたね。
 
 
ライフジャケットを着けた子どもたちは、手を繋ぎ海に向かって駆け出します。
卒園し、新しい世界に立ち向かっていく決意を込めて。
その中には、同じように天使幼稚園を卒園する和杰も。
 
 
和杰と子どもたちが波と戯れている時、和杰の姿が波間に消えてしまいます。
浮かんでこない和杰を心配し、慌てて駆け出す小茜。
その後を追った成恩と共に海に入っていきますが、和杰はふざけていただけでした。
ホッとしたところで、全員が海に入り大騒ぎ(笑)。
 
 
海から上がり、砂浜で一休みする一行。
楽しそうな小茜の様子に成恩が声をかけます。
 
「どうした、ずいぶん楽しそうだな。」
「こんなにリラックスしたのは久しぶりだもの。
 子どもたちの笑顔さえ見られれば、悩み事も何もかもすっかり忘れてしまえるわ。」
「それはそうだ。子どもの世界はシンプルだからな。」
「私たちの世界が複雑すぎるんだと思うわ。
 大人になると誰もが自分の中の小さな男の子や小さな女の子のことなんて
 忘れ去ってしまうみたい。」
 
 
成恩は、そんな小茜に、彼女の住む部屋を用意したことを話します。
家賃は会社持ちだし、部屋の条件はとても良いのですが、小茜は浮かない顔です。
「断っても構わないが、理由はちゃんと説明して欲しい」と言う成恩。
その言葉を聴く小茜の視線の先には波打ち際で大貿と戯れる瑪麗の姿がありました。
 
瑪麗は一人では生活できないし、誰かと一緒に暮らせば、相手が三日と持たない、だからこれまで通り、あの部屋で瑪麗と暮らす、と言う小茜。
それを聞いて、「部屋は広いんだ。瑪麗にも一緒に来てもらえばいい」と成恩は言いますが、小茜は慣れているから、今のままでいい、と答えるのでした。
 
 
そこに秘書のKellyから電話が入り、3時から会議だから、と促される小茜。
その途端に元気をなくした小茜を見て、
「会議には俺が1人で出ればいいさ。お前はここに残ればいい」
「いいえ、一緒に行くわ。私の仕事だもの」
そう言って立ち上がる小茜。
 
そこへ和杰がスイカを持ってやってきます。
仕事があるからもう行かなきゃいけないと言う小茜に、みんなと一緒に写真を撮ってから仕事に戻るよう薦める和杰。
 
 
子どもや保護者たちを集めて和杰が写真を撮ろうとしますが、大貿が和杰も卒業するんだから、とカメラマン役を交代しようとします。
ですが、瑪麗が大貿と一緒に写真を撮ろうと彼を引き戻します。
和杰がそのままカメラマンを務めようとした時、成恩が進み出て、和杰を子どもたちの方に促します。
小茜の隣に並んだ和杰。
子どもたちと一緒に集合写真に収まるのでした。
 
 
成恩と小茜は孟董と一緒にお食事中。
孟董は2人の努力を高く評価していました。
 
孟董は小茜に「他に家族は?」と訊ね、彼女の家族に会いたいので、機会を作って食事を一緒に、と言い出します。
幼教王国は上海の企業にも関心を持たれ、一層 大きく飛躍しそうです。
孟董は、成恩に、小茜を連れて、上海の様子を見てくるように命じます。
 
自分が引退した後は、お前たちに任せる、とか、2人の子どもの話とか、孟董はすっかり成恩と小茜が結婚するものだと決めてかかっています(笑)。
そんな孟董の言葉に表情を曇らせる小茜に気付いた孟董は「小茜、どうしたね?」と彼女に訊ねます。
 
小茜は、幼教王国はまだ始まったばかりだから、まずは台湾で地盤を固めて、それから上海の企業との提携を考えていけばいいのでは?と孟董に話しますが、孟董は2人には大陸の市場を開拓して欲しいんだ、と彼女に返します。
そんな小茜の様子に、成恩が「大陸の方は俺が行けばいいでしょう。小茜にはやはり台湾に残ってもらえば」と助け船を出します。
ですが、孟董は、強引な成恩と柔軟な小茜とが互いに足りない部分を補っていくことで、うまく行くんだと譲ろうしませんでした。
 
 
自宅で相変わらず、もやしを育てようとしている小茜(笑)。
そんな彼女に瑪麗がそんな必要はもうないだろうに、、などと言いますが、やっぱり小茜はかつてのように1人の幼稚園の先生として、子どもたちと過ごすことが、自分にとって一番幸せなことだと感じていました。
 
そんな彼女に瑪麗も、自分で選んだ道だから頑張り続けないと、と発破をかけるのでした。
何があっても一番の友人でいてくれる、自分を応援し続けてくれる瑪麗の存在に、元気を取り戻す小茜でした。
 
そこへ和杰から電話が。
例の2時間の約束を果たしてもらおうとしてでした。
 
和杰は小茜を幼稚園に呼び出します。
158時間の社会奉仕は前日の卒園式で終わったから、サインをくれ、と書類を差し出す和杰。
 
そこで、数日後には上海に行くことを和杰に話す小茜。
「どのくらい?」「成恩も一緒か」と訊ねる和杰。
かつて鋼牙妹がついた嘘(上海で幼稚園を、という話)が本当になったな、なんて言ってみたり。
 
 
残りの114分だと確認する和杰。
「なんでそんな嫌な笑い方するの」
「そうか? だったら笑わないよ」

「小茜老師」
「何なの?」
「ありがとう。
 この158時間で俺はこれまで知らずにいたことをたくさん学んだし、
 これまで自分にやれると思いもしなかったことをたくさんやった。
 お前にいろいろなことを教えてもらった礼に、ささやかな謝恩会をやろうと思って」
「それって、謝恩会なの、それとも何か罠でもあるの?
 まさか私に仕返ししようなんて思ってないわよね?」
「行けばわかるさ。まだ112分残ってる。行くぞ!」
 
 
そう言って、彼が小茜を連れてきたのは映画館でした。
「謝恩会って、まさか映画を見るって事じゃないわよね?」
「俺たちは試写会で再会して、そこからこの妙ちきりんな158時間が始まったんだ。
 最後を映画館で締めくくることで、この何もかもが意味のあることだったって
 気がしてこないか?」
「まったくあなたって。あの時、あなたはお金を放り投げたのよ。まったく酷いったら。」
「だから仕返しのために、法廷で証言して、俺に罰を受けさせたんだろう。
 お互い様だ。公平だろう。
 それに前の時は俺のせいで映画を見られなかっただろう。これはその埋め合わせだ。
 あぁ、それからこれは保証する。俺たちはチケットを持ってる、絶対中に入れるさ」
 
などという会話を交わして入ってきた映画館。
そこは2人きりの貸し切りでした。
 
トイレに行ってくると小茜を1人残して出て行く和杰。
スクリーンに映像が流れ始めます。
それは映画ではなく、和杰が作った映像でした。
 
小茜が驚いているところへ、和杰が登場。
「俺は夏和杰。
 二枚目で魅力的な両性作家、気ままに文章を紡ぐブロガー、毒舌でどんな人間をも
 餌食にする人気コメンテーター…。
 でも、それは表向きの姿、メディアが作り上げた俺であって、本当の俺の姿じゃない。
 この機会を借りて、真面目にお前に俺自身を紹介したい。
 小学生の頃の俺はちょっと太ってて、悪ガキで、成績は良好。
 だが両親はいつも忙しくて、ほとんど家にいなかった。
 兄貴は俺よりずっと年上だったから、俺と一緒に遊んだりはしなかった。
 だから俺はいつも1人。
 1人で登下校し、1人で外で買ってきた弁当を食べてた。
 その頃から、俺はイタズラをするのが好きになった。
 誰かをいじめたかったわけじゃない、注意を惹きたかった。
 一人ぼっちが怖かったから。寂しいのが怖かったから。
 中学生になると俺はイタズラの名人になっていた。
 友達はたくさんできた。
 でも、俺がイタズラ好きだから、だから彼らは俺とつるんでるんだとそう思ってた。
 だから俺は毎日ずっと、どうやって人をいじめるかばかり考えていた。
 でも、俺は悪ふざけなんて好きじゃなかった。
 俺は…俺は友達をなくすことが何より怖かった。
 鋼牙妹が消えてしまったあの日、俺は悪ふざけをしようっていう原動力を
 失ってしまった。
 俺は第一志望の学校に入るために真面目に勉強を始めた。
 あの頃の俺は、ごく普通の本の虫だった。
 女の子を見ても追いかけることもできなかった。
 怖かったからだ。
 彼らも鋼牙妹のように突然消えてしまいそうで。
 実際のところ、俺はごく普通でごく平凡な人間だ。
 時には馬鹿なことをしでかす。
 恋愛の達人でもないしナンパの名人でもない。」
 
そう語りかける和杰の後ろには、子どもの頃の様子も交えた和杰の映像が流れています。
和杰の言葉に涙をこぼす小茜。
そんな彼女に、言葉を切った和杰は少しずつ近付いていきます。
 
「本当の俺は恋愛に自信をなくしたただの愚か者にすぎない。
 失うのが怖くて、何ひとつできない大馬鹿者。
 お前に言われたことを今も覚えてる。
 お前の俺についてのイメージは、毒舌で高慢で尊大で浮気者でナルシストで
 芸術家気取りだったよな。
 認めるよ、お前の言ったとおりだ。
 だが俺の毒舌は俺自身を守るためなんだ。
 高慢なのも馬鹿にされるのが怖いからだ。
 尊大なのは自分に劣等感を持ってるから。
 浮気者なのは、本気になって拒絶されるのが怖いからだ。
 ナルシストなのは、自信がないからだ。
 芸術家気取りでいるのは、俺が本当はごく平凡でごく普通の人間だって事を
 知られるのが怖いから。
 俺にはこれまでずっと、脆い自分をこんなふうに直視する勇気がなかった。
 でもお前が158時間もの時間を過ごさせてくれたことで、
 俺は自分を改めて見つめ直すことができた。
 馬小茜、俺はこれまで本気でお前を追いかけたことはなかった。
 自分勝手にお前が俺を好きになることばかりを望んでた。
 何で俺を受け入れてくれないのか、自分勝手にそうお前を責めていた。
 俺はこれまで一度もお前の気持ちを考えたことがなかった。
 こんなことを話すのには何の意図もない。
 ただお前の選択は間違っちゃいない、そうお前に言いたかったんだ。
 今までの夏和杰はまったく嫌な野郎だ。
 でも俺は変わった。
 俺がイギリスから戻った時には、お前はこれまでとは全く違う俺、
 新しい夏和杰を目にすることになるだろうな。
 …
 小茜老師、俺は天使幼稚園をもう卒業しなきゃな。
 ありがとう。」
 
 
涙で言葉にならない小茜を抱きしめる和杰。
 
「自分を大事にしろよ。絶対に幸せになるんだ。」
「心配しないで。何があっても馬小茜を今までよりもっと幸せにするつもりよ」
「それでいい。頑張れよ」
「身体に気をつけてね」
「I will」
 
小茜は和杰を残し映画館を出ようとしますが、途中、歩みを止めて振り返ります。
そんな彼女に手を振り「頑張れ!」と声をかける和杰。
 
1人映画館に残る和杰……。
で、20話はお終い。
 
 
 
 
最後の和杰の台詞。
とても素敵だったので、ついついだらだらと訳してしまいましたが、ピッタリの言葉が見つからなくて未だ悶々としています。
中文のニュアンスと日本語のニュアンスが微妙に違っている部分もあって、本当に言葉を訳すのは難しい(..;)。
 
 
 
肝心のドラマの感想ですが、まず、砂浜での卒業式でのBlueはいつもの2割増しくらいに素敵に見えました(笑)。
なぜだろう??
 
 
そして、今回の山場である最後の映画館の場面。
成恩派としては、あれは反則でしょう、と言いたい(笑)。
成恩派でも惚れ惚れするくらい。あの場面の和杰は本当に素敵でした。
ちょっと和杰派に転びそうになったくらい(笑)。
 
 
和杰は、小茜の気持ちが自分にあることだけはわかっているので、押せるところがあるんですよね。
一方の成恩は逆に彼女の気持ちが自分に向かっていないのを知っているので、押し切れずに引いてしまう。
小茜のちょっとした表情の変化にも敏感に反応する成恩が可愛くもあり、切なくもあり(^^ゞ。
 
 
Twitterでもちょっとつぶやきましたが、やっぱり私は瑪麗が大のお気に入り。
この20話でもやっぱり、こんな友達がいたら幸せだよなぁとしみじみ考えてしまいました(^^;)。
 
 
さて、最終回、すぐに見てしまえるかな…。
 
 

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『偷心大聖PS男』第20話」への2件のフィードバック

  1. こんにちわ(^^)
    PS男がすっかり気に入ってしまい、やっぱり気になる展開を毎週待つ程気長になれない私は、こちらに流れ着きました(^^;
    飽きたらずにネットで動画も先観してしまいましたが(^^;;;

    これからも安心してこのドラマを見続けられます(^^*)v

    この回の最後の和杰の名台詞を日本語で観れる日が楽しみです。

    それから、韓国の本は翻訳されてる原作も多く楽しめるのですが、台湾ドラマの翻訳本って見た事がないような。。。?
    中国語、勉強しようかな。。。
    PS男の本が出たら、絶対読んでみたいです(–)g”

    • ma!さん、こんばんは!
      はじめまして。
      コメント、ありがとうございます。
       
      BSでの放送のペースだと、確かにおとなしく次回を待つ気にはならないかもしれませんね(^^ゞ。
      私も、ドラマは一気見したいほうなので、よくわかります。
      ドラマを見ながらだらだらと書いたものですが、何か少しでもお役に立ちましたら、嬉しいです。
       
      和杰、後半になるにつれてどんどん名台詞が多くなりますので乞うご期待ですね^^
      翻訳が難しそうな台詞もあったように思いますが…。
       
      台湾ドラマの原作の日本語訳というのは、確かにほとんどない気がします。
      『PS男』もノベライズが出版されていますが、日本語訳されるのはあまり期待できないような…。
      私が適当に訳してアップしている『下一站,幸福(秋のコンチェルト)』のノベライズもですが、『PS男』もドラマと少し違うところがあって、それはそれで面白いんですけど…。
       
      確かに、中国語が少しわかるといいかもしれませんね。
      情報なども入手しやすくなりますし、ドラマも今は台湾で放送されたものがネットですぐに見られますしね^^
       
      放ったらかしのブログですが、また機会がありましたら覗いていただけると嬉しいです。
       

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