謎@ドラマ版『神話』

今日、16日から日本でもMATVで放送が始まった(らしい)ドラマ版『神話』。
 
 
このままでいけば、私にとって2010年、最も印象深いドラマになりそうな気配が濃厚なこのドラマ。
今でも、ついつい時折、見返してしまっています(笑)。
私にとっては、一度 はまると容易には抜け出せない、そんな何かのあるドラマなんですよね。
 
 
その『神話』ですが、最後まで見終わっても、「?」となってしまう謎がいくつか残されたままになってしまっています。
これ、胡歌の出演作にはありがちな気がしますが(^^ゞ。
 
今回は、その謎の部分について……。
 
 
以下、思いっ切りストーリーに触れていますので、未見の方はどうぞご注意ください。
 
 

 
謎1 北岩山人
 
このドラマの最大の謎は、この人でしょうね。
 
小川が考えていたように、天宮の設計者である彼と、寶盒を作った人物とは同一人物。
そして、あの隠士高人のお弟子さんが、高人が北岩山洞で修業していた云々と言っていましたから、高人=北岩山人というふうに理解していいのだと思います。
 
 
わからないのは天宮と寶盒を作った目的、そして北岩山人とは誰だったのか、ということ。
 
これは放送終了直後から、大陸の視聴者さんの間でも議論になっていて、さまざまな意見が登場していました。
ちなみに、私自身が考える最も整合性の高い説明は「北岩山人=隠士高人=易小川」だとするもの。
だとしたら、北岩山人や高人、そして北岩山人の親しい友人である崔文子が、小川の身に降りかかることを予測していたかのように行動できたのも納得できます。
不老長寿の霊薬の効能が失われ、年を取った “老小川” が、何らかの形でもう一度時を超えることができたのだとしたら、劇中の出来事の説明はかなりつくのではないかと。
 
 
ただ、寶盒の存在を前提にこの物語が動き始めたわけで、その寶盒を作ったのが “老小川” だとすると、所謂「鶏が先か、卵が先か」という厄介な問題が発生してしまうことになりますが。
 
 
また、もしも “老小川” =北岩山人だとしたら、玉漱と自分自身との悲劇的な結末を知りながら、それを止めるための行動を何一つ起こさなかったということで、それは即ち、2000年を生き抜いた中で、過去において自らがどう働きかけようとも、歴史の大きな流れを止めることも帰ることもできないということが、小川自身の中に嫌というほど刻まれてしまっているということなのでしょうね。
そこに小川の深い深い絶望を見る思いがして、辛くなります。
 
 
 
謎2 易小川と蒙恬の関係
 
それから、途中でこの設定を忘れちゃいましたか?と思ってしまうほど、放ったらかしにされてしまったこの謎(笑)。
 
 
小川が持っていた虎の形の首飾り。
これは蒙家のシンボルと同じ形で、しかも小川の胸にはその形が焼印のように記されています。
そして、その同じ印は蒙恬の胸にも。
 


 
これは一体?
蒙恬には21年前、5歳で行方不明になった弟・蒙毅がいます。
そして小川が秦に飛ばされてきた時、ちょうど彼は26歳。
 
蒙毅=小川?
でも、だとしたら小川はもともと秦代の人で、それが現代に飛ばされ、また秦代に戻ったことになってしまいます。
そんな設定があれば、小川の両親がそれらしいことを匂わせてもいいはずですが、そのようなことも無く……。
 
 
蒙恬と小川の間に、何の関係もないのだとしたら、あの虎の印は?
さまざまなことに精通し、頭の切れる蒙恬が、あれほど小川を弟の蒙毅だと確信していたことも、やはり気になるところです。
 
 
蒙恬と小川の間には血のつながりがあったのか……。
謎ですね…(笑)。

 
 
 
それから、ちょっとしたメモ(笑)。
 
物語の最後の方で、小川が「象棋」をやってみせてしましたが、これは現代でも行われている中国象棋なんですね。
小川がやってみせていたように、現代の棋盤でも、中央に「楚河 漢界」と書かれていて、黒方と紅方に分かれているようです。
でも、歴史によると、中国に入ったのは唐の時代とされているようです。
ですが、この「中国象棋」は劉邦軍の名将・韓信が考案したという伝説もあるそうなので、小川が一緒に象棋をやったのはまさか韓信?(笑)
 
日本シャンチー協会
 http://www8.ocn.ne.jp/~jxa/
 
 
 
そして、ちまちまと調べていて思わず笑ってしまったのが、小川と項羽が出会った時の項羽の年齢。
小川と高要が秦代に来てから60年後、彼らは再び隠士高人の元を訪れますが、これがちょうど、漢の文帝が崩御した年、つまり紀元前157年。
小川たちが秦代に飛ばされてきたのは、その60年前ですから、ということは、彼らがやって来たのは紀元前217年ということになります。
一方、項羽は紀元前232年に生まれ、紀元前202年に30歳で亡くなっています。
つまり紀元前217年には、項羽は15歳!(爆)。
小川と義兄弟の契りを結んだ時のやりとりで、小川はその時の項羽が自分よりも年下であることに気づいてはいましたが、まさか10代半ばだなんて(笑)。
いやぁ、古代の人はしっかりしていますね(笑)。
 
 
 
などと、ついつい、いろいろなことについて調べたくなる作品でもあるんですよね、このドラマ。
おかげさまで、秦から漢の始め頃について、ほんのちょっとだけですが、知識が増えました(笑)。
学生時代、世界史で最も苦労したのが中国史。
今ならもう少し面白く学べただろうな……(^^ゞ。
 

謎@ドラマ版『神話』」への4件のフィードバック

  1. こんばんは!

    >これ、胡歌の出演作にはありがちな気がしますが(^^ゞ

    ですよね!笑
    謎が残らない作品は無かったんじゃないかと思えるくらいですよね〜

    もう少し話が長くなっても良いから!と突っ込みを入れてしまいそうになることも・・・(笑)

    最大の謎はやはり北岩山人ですよね!
    私も小川、若しくは・・・崔文子?と思いましたがどれもしっくりせず・・・
    どうなんでしょう???

    それと、小川の胸に蒙家のシンボルが刻まれたのは何故だったのか?ほったらかしでしたよね〜(笑)
    寶盒を明ける鍵となったのもその「蒙家のシンボル」なので、もう少しちゃんと説明がほしかったですよね・・・

    このドラマは観れば観るほど惹かれるとともに謎も深まりますよね(笑)
    次作に期待!というところでしょうか! ^^

    • ちろさん、こんばんは!
       
      胡歌の出演作は、最後に「?」と悩ませてくれるものが多いですよね(笑)。
      それだけ深いというか、哲学的だというのか……。
      でもたまには、すっきり!というのもお願いしたいです(笑)。
       
      今回の『神話』は、途中から展開がスピードアップしましたし、ちょっと最後は駆け足過ぎましたよね。
      そのために残されてしまった謎もあったような気がします。
      伏線も生かされないままになっていたり。
      ちょっと勿体ない部分もありましたね。

      北岩山人は一体何者だったんでしょうね(笑)。
      100%すっきりする答えはない気がしますね。
      結局、北岩山人=小川説をとれば、とりあえずそれらしい説明ができる事柄が一番多い気がするというだけで、それでも矛盾は残りますし、謎は残ってしまいますから。

      あの虎の印は何だったんでしょうね。
      冒頭では、あれほどの力を発揮して、小川を守ってくれたのに、後半、存在すら忘れられていましたよね(笑)。
      蒙毅と小川の関係も、気になりますし。
      ここは、きちんとした説明が欲しかったです。
       
      でも、本当に何度見ても飽きずに心魅かれる作品ですよね。
      謎も確かに深まりますが(笑)。
       
      続編で、何とか関連づけてでも説明してくれたりすると嬉しいんですけどね。

  2. すみません・・・、書き忘れちゃいました・・・(^_^;A

    >つまり紀元前217年には、項羽は15歳!(爆)。

    本当ですか!?(爆)
    項羽はしっかりしすぎですね〜(笑)外見も15歳には・・・(笑)

    • 項羽の年齢、笑ってしまいますよね(笑)。
      計算を間違ったかと思って、何度も確認してしまいましたし、文帝崩御の年が違うの?とか、いろいろ考えました(^^ゞ。
       
      劉邦はかなり年を食ってましたが(失礼 / 汗)、項羽は若くして亡くなっているから……、と思ったりもしたのですが、たとえそうだとしても、15歳は明らかに無理があり過ぎですよね〜(笑)。
      中身はともかく、見た目が(笑)。
       

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