『神話』21〜30話

最後まで見終えていろいろと振り返り考えたり、感嘆することも多いドラマ版の『神話』。
大陸での相当な人気で、すでに『神話2』の製作が決まっているんですよね。
続編ということではないみたいですし、キャストも決まってはいませんが、今のところ、来年撮影して、2012年に放送したいみたいな話が出ていました。
 
 
この『神話』ですが、50話もの長編なので、どのあたりでどんなお話が展開していたのか、自分のための覚書も兼ねて、20話以降についても簡単にストーリーをまとめてみようと思います。
 
とは言うものの、さすがに30話分を一気にというのは無理なので、10話ずつまとめていこうかと。
 
 
ただし、かなり盛り沢山のストーリーであることもあって、簡潔にはまとめられませんでした(^^ゞ。
というか、以下、ものすご〜く長いです。
文字数をカウントしてみると、およそ8,000字(汗)ありましたので、お読みいただくのも大変かも。
 
 
ネタバレOKで、且つ、長くてもいいとおっしゃってくださる方は、以下からどうぞ。
 
 
 

 

 

 
 
 
20話の最後で蒙家軍に加わることを決めた易小川。
小川のことをかつて行方不明になった弟の蒙毅だと信じている蒙恬は大喜びで、お祝いの席を設けます。
嬉しいお酒にすっかり泥酔した蒙恬は自分が玉漱公主を愛していることを口にします。
ですが、現在は始皇帝の妃・麗妃となっている以上、臣下の身としてはその気持ちを押し殺すしかない蒙恬。
 
目覚めて自分が何を口走ったかを知った蒙恬は激しく自分を責めます。
彼にとって最も大切なのは「忠義」。
自分が仕える皇帝の愛妃を愛してしまうなど、まさしく死に値する罪。
同時に自分が秦という国に必要とされていることを充分に自覚している蒙恬は自らを罰するために自分自身を刺します。

ところがこれは小川の価値観とは相容れません。
蒙家軍の軍服を着ている限り蒙家軍の一員。
蒙家軍を率いる立場として、麗妃を諦めるように言う蒙恬。
さもなければ国の法、蒙家軍の軍規、そして蒙家の家法によって処罰すると蒙恬に迫られる小川ですが、罪を問うならそうすればいい、何があっても絶対に玉漱を諦めないと主張します。
小川が拾い上げた刀を手にした蒙恬は、その刃を小川にではなく、またしても自分自身に。
そんな蒙恬の姿を見た小川は、蒙家軍の軍服を脱ぎ捨てその場を後にします。
 
 
崔文子の元に戻った小川。
麗妃の病を治した2人は朝廷から麗妃の全快を祝う席へと招待されます。
 
祝いの席で、小川がかつて自分と皇帝を助けてくれた人物だと気づいた宰相の李斯。
その功績もあって、彼は皇宮警護を担当する将軍に任じられます。
最初は断った小川ですが、麗妃に会えるチャンスが増えるかも、というそれだけの理由でこの任を引き受けます。
 
 
将軍としての仕事を始める小川。
高要、そして項羽と項梁の2人も小川のところに祝いに訪れ、その場にちょうど居合わせた小月と出会います。
小月も彼らと同じ楚の会稽の出身と知り、2人は幼い頃に朝廷に連れて来られたため、家族のことを全く知らない彼女のために家族について調べることを約束します。
 
呂雉との結婚のために官職が咽喉から手が出るほど欲しい劉邦も小川の元にやって来ます。
最初は断る小川でしたが、職をくれないなら帰らないという彼に根負けして、彼を部下にし、皇宮の門衛の職につけました。
劉邦は、その仕事の折に、小川と玉漱との間に何らかの関係があることに気づきます。
ですが、劉邦は自分が陥れた高要が太監として宮廷内で大きな権力を持っていることを知り、慌てて宮廷を逃げ出す羽目になりました。
 
 
小川は同時に始皇帝の長男・扶蘇に頼まれ、項羽や項梁らと共に扶蘇の設立した舉賢堂の中心人物となります。
 
 
一方、高要は秦を滅ぼすほどの権力を握ることになるはずの“趙高”を探し続けていますが、見つかりません。
そんな時、彼は仕事ぶりを認められ、中車府令に任じられ、その際に“膏藥”と同じ音を持つ“高要”という名は身分にふさわしくないとして、始皇帝から「趙高」の名を与えられることに。
 
趙高が歴史上で果たした役割を知る小川は自分の友があの“趙高”になるのが怖いんだと、高要に詰め寄りますが、お金も権力もないことで秦に来て以来、辛い思いをし続けてきた彼には、その言葉は届きません。
誰にもひどい目に遭わされたくない、その思いだけで一歩一歩権力の階段を上ってきた高要。
そんな彼を前にして、ただ、趙高に関する伝説が真実でないことを願うしかない小川でした。
 
 
絶大な権力を手にした高要改め趙高は、早速、これまでに自分をひどい目に遭わせた人間たちを1人ずつ殺させていきます。
復讐相手のリストに最後に残ったのが劉邦でした。
そのことに気づいた小川は、ひと足早く劉邦の元に危険を知らせる使者を送り、劉邦は難を逃れることができますが、趙高に見つからないようにするために山に隠れ住むことになります。
 
 
趙高は小月と小川を結婚させ、朝廷を2人で牛耳ろうと考えますが、小川には断られてしまいました。
そんな頃、彼は小川が劉邦に急を知らせ、彼を逃がしたことを知り、とうとう彼の名前を復讐相手のリストに書き加えてしまいます。
 
 
その後、趙高は、小川が扶蘇に重用されていることを知ります。
扶蘇は始皇帝のお気に入り、しかも蒙恬も彼の後ろに控えているとなると、自分がこのままでは小川たちには敵わないと感じ始め、扶蘇と蒙恬を引きずり下ろそうと画策を始めます。
始皇帝の公子の1人、胡亥を擁立し、扶蘇と対抗しようとすると同時に宰相・李斯と手を組む趙高。

 
手始めに、舉賢堂を潰そうとした彼らは、舉賢堂の目の前に忠義館を作り舉賢堂を挑発。
気の短い項羽はそれに乗ってしまい大騒ぎとなりますが、扶蘇がその場を上手く収めました。
その際、立場上、舉賢堂の一員でいられなくなった小川は、舉賢堂を抜けることになりました。
 
 
扶蘇を支える蒙恬を何とか排除したい趙高ですが、蒙恬は知略に優れる軍人。
普通のやり方では敵わないとみた趙高は、彼が工事の監督の人を任されている長城の一部を壊し、その監督責任を問うことで邪魔な蒙恬を何とかしようとしますが、それを知った小川が人を使い、夫を亡くした孟姜女の涙が長城を崩したのだという噂を町に流したことにより、蒙恬は責任を問われずに済みました。
 
 
ですが、当然諦めない趙高たち。
そんな時、盧生が1つの予言を始皇帝にもたらします。
そこには「秦を滅ぼすものは胡なり」と書かれており、蒙恬は胡姓の者を排除すべしと進言します。
“胡”亥を擁立しようとしている趙高たちにとっては、聞き捨てならない言葉です。
そこで李斯はこの予言書に書かれている「胡」とは人名ではなく、北方の異民族のことではないか、長城が破壊されたのも、北方で何かが起こっているからかもしれない、ここは精鋭を派遣し北方警護を強化すべきである、と進言。
その進言を容れた始皇帝は、蒙恬を派遣することを決めました。
 
 
邪魔な彼を遠くに追いやることに成功した趙高たち。
自分がいない間のことを心配する蒙恬は小川に扶蘇を守り、舉賢堂を助けて欲しいと頼みます。
ですが、どうも蒙恬には冷たい小川(^^ゞ。
「扶蘇と項羽は友人だし、項梁は俺の師父だ。
 あんたに頼まれなくても、俺は彼らに手を貸すつもりだ」
 
蒙恬は立ち去り際に「自分のことも大切にするんだぞ。それから……、しっかり守って差し上げるんだ、あの人を」と言い置きます。
その後ろ姿を見送る小川。
態度は冷たいですが、実際には彼は蒙恬を必死で助けようとしているんですよね。
彼のためにそこまでする理由が自分でもわからない小川。
「本当に同じ血が流れてるんだろうか」
 
 
 
蒙恬が朝廷から去ったことで、勢いづく趙高たちは、扶蘇及び舉賢堂への攻勢を強めます。
儒者たちが始皇帝を批判していると始皇帝に告げる趙高。
しかもその中には舉賢堂の者がいると言い出します。
儒者たちを捕らえ殺害する、所謂“坑儒”を行おうとする始皇帝を諌める扶蘇。
そのために始皇帝の怒りを買った彼は蒙恬の元に送られることに。
 
蒙恬に続き、扶蘇という後ろ盾も失った舉賢堂。
その知らせを聞いた小川はとりあえず項羽と項梁を逃がし、舉賢堂の他のメンバーも逃がそうとするのですが、時すでに遅し。
自分たちを捕らえに来た連中と一戦交えようとする者たちに、そんなことをすれば一層不利になる、きっと扶蘇が何とかしてくれる、ここは大人しく法に従うことが大切だ、と 説得する小川。
小川は舉賢堂の人間じゃないからそんなことが言えるんだ、という彼らに、改めて舉賢堂に加わることを誓う小川。
趙高の手に落ちた彼らは酷い拷問を受けますが、蒙恬と扶蘇の助けを信じて頑張り抜きます。
 
 
そしてその知らせを聞いて、咸陽に急ぎ戻ってくる蒙恬。
ところが彼らは咸陽近くまで戻った時に、趙高の息のかかった連中に襲われ、蒙恬は毒矢を受けてしまいました。
傷ついた身でありながら、それでも蒙恬は始皇帝の元へ駆けつけ、舉賢堂についてはもう一度きちんと調べ直すよう、始皇帝に迫ります。
そして趙高の罪を挙げ彼に死を賜るように進言すると同時に、法を知りつつ宦官に好き放題にさせたことについて李斯を初めとした大臣全員をも弾劾します。
そして自分自身も舉賢堂に関連したことで罪があると。
ところが、その途中で毒によって彼は意識を失ってしまいます。
始皇帝は蒙恬が回復するまで、舉賢堂については審議を控えることを決定します。
 
 
一方、蒙恬襲撃の現場にたまたま通りかかった圖安の金将軍は刺客の1人を捕らえ、咸陽に滞在している圖安の王妃、つまり玉漱の母親のところにその刺客を送り届けます。
玉漱の母親は国のために秦の勢力を少しでも削ぎたいわけで、これを好機だと考えます。
この刺客のことを始皇帝に話せば、趙高と李斯はお終い。
蒙恬が毒に侵されている今、彼ら2人を始末することができれば、秦の国力が落ちるのは確実です。
彼女は玉漱に、タイミングを見計らって、このことを始皇帝に告げるように言いつけます。
 
ところが、玉漱はこの刺客を小川を解き放つための取引材料に使ってしまいます。
小川は牢から解放されますが、折角の好機をみすみす失った玉漱の母親は彼女を責めます。
彼女は自分の命をタテに、玉漱に小川を諦めるようにせまり、とうとう彼女はそれを受け入れざるを得ないところまで追い詰められます。
 
 
一方の小川は蒙恬のもとに。
そこで医者から、蒙恬が受けた毒矢には2種類の毒が塗られていて、急性の劇毒の方は蒙恬の常人離れした体力と治療のおかげで心配はいらないけれど、もうひとつのじわじわと身体に回る慢性の毒については手の施しようがない、と知らされます。
 
 
自分に残された時間がそう長くはないことを知った蒙恬は、小川に後のことを任せたいと切望します。
彼は、自分亡き後、小川だけが朝廷において趙高たちに対抗していける人物だと心から信頼しているんですね。
 
この場面はドラマの中で私の大好きなシーンの1つです。
 
 

 

自分にはそんな力はないという小川に、蒙恬は言います。
 
「お前はなぜ、彼らが朝廷でわたしに対抗しきれず、
 こんなふうに暗殺という手段に頼るしかなかったか、わかるか?
 兵力だよ。
 わたしには、わたしに忠誠を誓ってくれる30万の蒙家軍がついている。
 わかるか。
 お前がわたしの弟 蒙毅として蒙家軍を引き受けさえすれば
 お前は彼らに充分に対抗できる。
 ……
 小川、蒙家軍をお前の手に託すことができて初めて
 わたしはようやく肩の荷を下ろすことができるのだ。
 さもなければ、わたしは本当に死んでも死にきれない」
 
と、ここまで言ってくれる蒙恬に対する小川の返答は「對不起」ですからね(ーー;)。
玉漱を諦められないから、権力闘争に巻き込まれたくないから、蒙家軍には加われない、と言う小川。
この時の蒙恬の気持ちを思うと言葉もないです。
 
でも蒙恬はとても諦めが悪い人なので(笑)、まだ説得を試みます。
 
「小川、この世界では責任は愛情よりもずっと重要だ。
 責任というのは、自分のことだけじゃない、他人の生死にも関わるものなのだ。
 国家の盛衰と存亡にも。
 他の人間のことはいい。麗妃殿下はどうだ?
 彼女は責任のために自分の自由と愛情を諦めたんじゃなかったか」
「玉漱のことは言うな。
 あんたは愛情ってものを何ひとつわかってない。
 俺はあんたとは違う。俺たちは別の世界の人間なんだ。
 俺にとっては愛情こそが何にも勝るんだ。
 ……
 申し訳ない。俺にはその責任は果たせない」
「実際のところ、わたしも以前はそう考えた。
 お前が蒙家軍から去った時、わたしもそう思った。
 わたしもお前の力を疑った。
 だが、だが、今回、お前は舉賢堂の仲間を守るために何も顧みず
 自ら進んで危険を買って出た。
 勇気もあって思慮深い。忠誠心もあるし正義感もある。
 お前は自分のことも玉漱のことも忘れ去っていた。
 あの時からわたしはお前ならやれると思っていた。」
「買いかぶりだ。
 あの時は一時の衝動で行動しただけだ。
 俺はあんたが言うような立派な人間じゃない。
 悪いが、もっとふさわしい人を探してくれ」
 
とうとう最後まで拒否する小川。
 
 
まだ蒙恬が何かを言おうとした時に、蒙家軍に捕らえられた匈奴の女性たちが連れて来られます。
小川に、お前への贈り物だ、好きな者を選べという蒙恬。
拒否する小川ですが、結局、どれほど殴られても彼らの前に膝を屈しなかった女性(德香)を助けるために彼女を貰い受けます。
彼女たちは匈奴のスパイで、明日、凌遲刑にかけられることになっていました。
(凌遲刑というのはとても残酷な処刑方法で袁崇煥がこの刑によって殺されたことでも知られています。)
小川が選んだ人間だけが助かるというわけです。
德香に、なぜ全員を選んでくれなかったのかと責められた小川は大急ぎで蒙恬に会いに行き、全員を自分にくれるように言いますが、遅すぎると断られてしまいます。
 
なら命だけは助けてくれという小川に蒙恬は、一度下した命令を取り消すことはできない、と返します。
 
「俺が頼んでるんだ」
「本来ならお前は誰に頼む必要もなかったのだ。
 あの女たちの誰一人死なずに済んだはずだ。
 もしも、もしもお前が蒙家軍を引き受けていさえすればな」
「どういう意味だ」
「もしもお前が蒙家軍を引き受けていれば
 お前こそがあの女たちの運命を決める立場になっていた。
 だがお前はそうはしなかった。 
 お前の身勝手さと臆病さがあの女たちの命を奪うんだ」
「蒙家軍を引き受けるか引き受けないかは、あんたと俺との間の問題だ。
 あの9人の匈奴の女性たちに何の関係がある。
 9人もの命だぞ」
「この名簿にはありとあらゆる罪を犯した者の名が記されている。
 ある者は処刑され、ある者は流刑に処され、ある者は手足を切り落とされる。
 あの10人の匈奴の女たちは氷山の一角に過ぎない。
 救いたいと思っても、救いきれるものではない。」
 
それでも小川は蒙恬に頼みます。
 
「あの9人に会ったからには、彼女たちを死なせたくないんだ。
 俺に手を貸してくれ」
「今日、あの9人の生死はこのわたしが握っている。
 お前はわたしに手を貸してくれと頼むこともできよう。
 だが将来、大秦の2000万の国民が迫害を受けるようなことになった時、
 お前はいったいどこの誰に助けを求めるつもりなのだ」
 
それが蒙恬の答えでした。
 
ですが、それでも小川は諦めることができず、大雨の中、門の前に跪き、蒙恬に答えてくれるよう迫ります。
一晩中雨に打たれた小川は気を失い、3日間意識を取り戻すことができませんでした。
その間に9人は処刑されていましたが、小川の行動により、凌遲刑は行われませんでした。
 
 
そんな中、北方での異民族の侵攻を知った蒙恬は、毒により弱りつつあるにも関わらず、始皇帝に自分を北方に派遣して欲しいと頼みます。
そして易小川を自分の副将に任ずる聖旨を出して欲しいと願い出ます。
 
 
始皇帝の聖旨を持ってこられては拒否することもできない小川。
「こんな手まで使って、それに何か意味があるのか」と問いかける小川に蒙恬は答えます。
 
「本当のところ、お前に強要したくはなかった。
 お前が覚悟を決めてわたしのもとにやってくるのをずっと待っていた。
 だが、だがわたしはこれ以上待ち続けることはできないのだ。
 わたしの身体は今や日ごとに悪くなる一方だ。
 だからわたしにはこうするよりなかった。
 お前に本当の戦場を見せるためには」
 
こうして小川は蒙家軍の一員として戦場に赴くことになります。
 
 
出征の日、蒙恬の病状は兵士たちの前に立つことができるものではないところまで進んでいました。
兵士たちの前に立つ必要はないと言う小川と龐将軍に蒙恬はこう語ります。
 
「今日は出征の日だ。
 総帥として兵たちの士気を高め、気持ちをまとめなければならない。
 兵士たちにわたしの病がこれほど重いことを知られることなどあってはならない。
 敵の斥候も遠くでこちらの様子をうかがっていよう。
 総帥と将兵が勇壮な気勢と覚悟を見せることで、戦いが始まる前に
 敵は肝を冷やすだろう。
 ……
 これは全てお前が学ぶべきことなのだ」
 
 
蒙家軍の出征の場面で30話終了。
 
 
 
ここまでお読みくださった方、ありがとうございます。
そして、お疲れさまです(^^ゞ。
 
もう少し何とかしたいところなのですが、蒙恬が小川に語った言葉の1つ1つがとても大切で、且つ、いろいろと考えさせられ、そしてそのシーンの1つ1つが私にとって、このドラマの中でも非常に印象深いシーンで、というような理由で端折ることができませんでした。
 
 
蒙恬の言葉には蒙家軍を率い続け、秦という国を背負い闘い続けてきた男としての重みと深みが感じられます。
当然のことですが、現代人の価値観を持つ小川とは考え方の根本が異なっていますね。
蒙恬の価値観に全面的に賛同するわけではありませんが、彼の生きざまには惹きつけられるものがあります。
彼がどれだけの責任を背負い、それを全うしてきたのか、そのことを考えるとただただ感服するばかり。
死を前に、自分の身をもって、小川にいろいろなことを伝えようとしているんでしょうね。
最後の最後まで、本当に格好良い男です。
 
 
前にもちらっと書きましたが、蒙恬は大のお気に入り。
このドラマでは蒙恬と項羽の2人が私の一番のお気に入りでした。
えぇ、小川ではなく(^^ゞ。
 
小川も勿論とても魅力的なのですが、玉漱が絡むと何だかなぁと思うことも多くてですね……。
舉賢堂のために、玉漱のことも忘れて奔走する小川の姿は惚れ惚れするほどに魅力的だったんですが。
 
正直なところ、どうも私は玉漱の魅力が今ひとつわからなくて。
圖安時代は、なるほど小川や蒙恬が魅かれるのもわかると思える魅力に溢れていたのですが、秦に来て以来、毅然とした強さがあまり見られなくなってしまった気がします。
泣いてばかりいるという印象で……。
 
蒙恬を襲った刺客を趙高に渡してしまったのが何といっても言語道断!(笑)。
史実とドラマのこれからのことを考えると、趙高をこんなところで退場させるわけには行かないことはわかっているのですが、それでもイラッとしてしまいました(^^ゞ。
 
ということもあって、「玉漱、玉漱」と言っている時の小川は蒙恬や項羽には敵わないなぁというのが私の正直な感想で。
 
 
もう1人のお気に入りの項羽ですが、この20話から30話の間で、後の虞姬(虞美人)・小月と出会い、熱烈な片思い状態に陥ります。
小月を前にすると、項羽が本当に可愛らしいんですよね。
舉賢堂の関係者が捕らえられる中、脱出したはずの項羽は小月に別れを告げるため、彼女のところに忍び込みますが、声を出されては困るのでいきなり後ろから羽交い締めに(笑)。
当然驚く小月は、髪に挿していた簪で自分を襲った人間を刺すんですが、項羽は自分の左肩のあたりに残った簪をそのまま自分の身体の中に押し込んでしまうんです。
傷が痛むたびに彼女を思い出せる、そんな贈り物だと言って。
そしてその代わりに持参していた新しい簪を彼女の髪に挿して帰っていきます。
小月が小川を好きなのを知っていても、嫉妬することもなくただ彼女を思い続ける一途で、とても不器用なところが本当に魅力的。
このドラマでの項羽と小月(虞姬)は、歴代最高の項羽と虞姬だという声がありましたが、同感です。
 
この作品で、項羽を演じた譚凱の人気と評価はうなぎ上り。
『苦咖啡』でも胡歌と共演していて、今度は本当に兄弟役を演じているようです。
 
 
ちなみに女性陣では、呂素を演じた金莎が人気みたいですね。
金莎といえば、JJ や阿杜を思い出すくらい歌手としてのイメージが強かったのですが、女優さんとしても可愛らしくて魅力充分でした。
 
 
蒙恬を演じた丁子峻の評価も高く、もしかすると岳飛を演じるかもしれない、という話も出ていて、実現するといいなと心密かに期待しているところだったりします。
似合いそうですから、岳飛。
 
 
 
ただでも充分すぎるほど長くなっていたのに、項羽と蒙恬について語り始めてしまって、一層長くなってしまいました(^^;。 
31話から40話までのお話は、せめてもう少し短くまとめられるように努力してみます(^^ゞ。
努力が実を結ぶかは不明ですが。

『神話』21〜30話」への2件のフィードバック

  1. こんばんは!

    ストーリーをまとめて下さって、ありがとうございます

    >大陸での相当な人気で、すでに『神話2』の製作が決まっているんですよね。

    楽しみなような、不安なような・・・(笑)
    キャストやどういったお話になるのか早く知りたいですよね!

    >小川も勿論とても魅力的なのですが、玉漱が絡むと何だかなぁと思うことも多くてですね……。

    そーなんですよね!
    私もこの辺の話では 「小川 < 蒙恬」 でした(笑)
    そして蒙恬がどんどん魅力的になり、最後は涙、涙でした・・・

    >ということもあって、「玉漱、玉漱」と言っている時の小川は蒙恬や項羽には敵わないなぁというのが私の正直な感想で。

    同感です!この時の小川は一番嫌でした・・・(笑)
    まだまだ話し足りないのですが(笑)、一先ずこの辺で・・・(笑)

    • ちろさん、こんばんは!

      >ストーリーをまとめて下さって、ありがとうございます
      こちらこそ、こんなに冗長なのをお読みいただいて、ありがとうございます。

      『神話2』の話を見た時は、続編かと思ったのですが、そうじゃないみたいですね。
      とりあえずタイムトラベルものであることだけは確かみたいですが、それ以外は何も決まっていないみたいで。
      胡歌自身は『神話2』への出演の可能性を訊ねられて、可能性はあると答えたみたいですから、ここは何とか胡歌でお願いしたいですね。
      そしてまた丁子峻や潭凱にも出演して欲しいですが。

      >私もこの辺の話では 「小川 < 蒙恬」 でした(笑)
      ちろさんも、やっぱりそうでしたか ^^ 。
      蒙恬が自分の気持ちを押し殺して、きちんと責任を果たす男だけに、ちょっと……と思ってしまいましたね。
      小川は牢に繋がれている時とか、この後の蒙毅として行動している時などはとても魅力的なんですけどね……。

      >そして蒙恬がどんどん魅力的になり、最後は涙、涙でした・・・
      同じくです!
      毒に当たって以来の蒙恬の姿には胸が詰まりましたし、あんなにいつも毅然として強かった人が輿に乗って移動している姿などを見ると悲しくて悲しくて……。

      酷いことをあれほどやっていても、なぜだか最後まで嫌いだとは思わなかった高要ですが、蒙恬へのこの仕打ちだけは一発殴ってやりたくなりました (^^ゞ。

      私も、このドラマは見終わってからもずっと離れられない感じで、時間が経つにつれて語りたいことも増えていくような気がしています(..;)。
      好きだったシーンを見直してみたりすると、最初は字幕を追うのに忙しくて気づかなかったことなんかに気づいたりもして、それでまた何か言いたくなったり(笑)。

      ご迷惑でなければ、またお付き合いいただけると嬉しいですm(__)m。

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